“社運をかけるのぼり”にふさわしい準備を
社運をかけたイベントとそれを成功させるためののぼり旗ということは、準備を万端にしてのぼり作成に挑まなければなりません。すでに「イベント催行委員会」のようなものは立ち上がっているでしょうから、まずそのメンバーの一部で分科会(プロジェクトチーム)を作って、のぼりの実態調査に乗り出しましょう。
できるだけ多くのイベントを見聞して、そこに出されているのぼりを調べます。のぼりは画像に収めて共有化できるようにしておきます。このとき大事なのは、のぼりとイベントの関係性がわかるようにして、しっかり記録しておくこと。のぼり単体のデザインではなく、まぜそうしたか背景を知ることが大事です。
●イベント催行委員会の中から、のぼりプロジェクトを立ち上げる。
●プロジェクトメンバーで、できるだけ多くのイベントとのぼりを見て歩く。
●のぼりは画像に収める。イベント内容も記録する。
●イベントとのぼりの関係性を明らかにする。
●参考イベントに応援幕(横断幕・懸垂幕)があればそれも記録する。
●のぼりの形、素材、サイズ、デザインについて特徴を書き出す。
●海外の横断幕なども資料として集めて参考にする。
海外のイベントやフラッグも参考に次の段階へ
海外の横断幕などで参考になるのは色使い。日本人にはない感性のもとでデザインされているので、意外性としての参考になることは多いです。調査期間や資料化はある程度の期間を区切り次の段階にすすみましょう。
●のぼり旗の骨格と使用目的を決める。
イベントに使うといっても表現する内容は目的によって変わってきます。新発売の製品名の浸透に重点をおくのか、サービス内容かなどです。
●使用目的と表現内容は1点に絞る。
のぼりは限られたスペースなので、表現内容はメインで1つ。サブで1つ程度に絞り込むことが大事。絞り込めないときは2種類を作る。
●メインのタイトルを決める。
タイトルにはフェア名や新製品のネーミングが含まれます。「世界初×××誕生記念フェア!」といったようなものです。のぼり中央に10文字が限界です。
●サブタイトルを決める。
メインタイトルの横など、タイトルを補足する大事なものです。新製品の代表的な機能、新サービスの画期的な特徴を24文字程度でまとめます。
●キーワード、あおりワードを決める。
世界初!先着順受付!限定先行予約!3日間限り!といったようなものです。図形化してメインタイトルにかけて入れると効果的です。
●画像・イラスト・ロゴマーク
タイトルとともに訴求力に関わる大事なものです。中途半端な扱いにせず、それなりのスペースを割きましょう。
●イメージカラーを決める。
すでに会社や製品のイメージカラーがあったら、それを有効的に使います。カラーは視覚の大半を占めるもの。発注にはDIC等の色指定チップで慎重に。
ここまでステップを踏んでくると、ほぼ間違いなく満足度の高いのぼり旗が完成します。専任のデザイナーがいるのぼりショップを選んでブラッシュアップしてもらいましょう。オンリーワンの旗に仕上るかどうかは、感性に依るところが多いので、究極のところはプロジェクトチームや会社・オーナーの満足度の高さが目安になります。